「公平な分配」と「成長」を両立させるために ― 人事評価制度作成を開始しました
これまで不透明だった評価や分配を見直し、頑張りや貢献が正しく報われる仕組みを作るため、人事評価制度の構築を始めました。
社員一人ひとりの成長が会社の成長につながり、その成果を公平に分配する好循環を目指しています。
数字だけでなく、生きがい・やりがいを大切にしながら、みんなで納得できる会社の未来をつくっていく事が目的です。
音声(番組)は以下より聴取できます。
以下、テキスト版です。ぜひご一読ください。
1.人事評価制度を作ろうと思った背景
秋山社長
社内の皆さんに向けて、今取り組んでいる人事評価制度について話したいと思います。
社労士の中村先生、濱口ちあき先生と一緒に制度づくりを始めた一番の理由は、
「みんなで一緒に稼いだものを、公平公正に分配したい」という思いでした。
濱口
評価制度を作ろうと思ったきっかけですね。
秋山社長
はい。
そもそも、そのためのちゃんとした評価制度が、今までなかったんですよね。
2.これまでの評価・分配の課題
秋山社長
これまでは、社歴、無事故無違反、配車への貢献度、くらいで見ていました。
ただ、それが社員の皆さんにとっては分かりづらかったと思います。
濱口
それは、社員さん側から見て、ということですよね。
秋山社長
そうです。
「何をしたら、どう評価されるのか」が見えない。
もっと明確で、公正公平なものが必要だと感じました。
3.「頑張った人が報われる」仕組み
秋山社長
もう一つ大きいのは、頑張ってくれた人には、しっかり還元したいという思いです。
濱口
うんうん。
秋山社長
みんな頑張ってくれています。
その中でも、さらに会社を支えてくれている人がいる。
そういう人に、ちゃんと分配として返したい。
それは僕だけじゃなく、配車を担っているメンバーも同じ考えです。
4.中間管理職・若い世代が抱える現実
濱口
私自身、いろんな会社で働いてきましたけど、
一番しんどいのは「頑張っても、隣の人と給料が同じ」って状況でした。
あと、中間管理職になっても、責任だけ増えて給料は変わらないから、
「なりたくない」という人も本当に多いですよね。
秋山社長
それ、よく聞きますね。
濱口
だからこそ、頑張った分だけ公平に返ってくる仕組みがあると、
役割を引き受けようって思えるんですよね。
秋山社長
本当にその通りです。
5.不透明な分配が生んでいた不満
秋山社長
過去にボーナスを分配したとき、「どうやって決めてるんですか?」
という質問がすごく多かったことがありました。
濱口
ああ…。
秋山社長
「こんなに貢献してるのに、これだけ?」という声もあって。
どんな貢献が、どれだけ反映されるのかが、全然明確じゃなかったんですよね。
それは分かりづらいよな、と。
6.外部の専門家と制度づくりを進める理由
秋山社長
社内だけで考えてきましたけど、正直、行き詰まりもありました。
だから今回、社労士の中村先生と濱口先生に入っていただいて、
一緒に評価制度を作っていこうとしています。
濱口
ありがとうございます。
7.「給料を下げる制度ではない」
濱口
制度を作るとき、社員さんが最初に不安に思うのが、
「給料を払わないための制度なんじゃないか?」という点なんです。
秋山社長
なるほど…。
濱口
でも今回の目的は、 経営陣だけじゃなく、ドライバーさんや内勤の方も含めて、
みんなが納得できる分配の仕組みを作ることですよね。
秋山社長
はい。
やっぱり「納得感」が一番大事だと思っています。
8.成長と分配の好循環
秋山社長
人って、根っこには「成長したい」「豊かになりたい」という思いがあると思うんです。
評価制度は、その成長を実感できる仕組みでもある。
一人ひとりが成長すれば、会社も成長して、利益も上がる。それをまた分配する。
そんな好循環を作りたいですね。
濱口
いいですね。
9.理念・日本的な働き方へのまなざし
濱口
私は理念策定に関わらせてもらっていますが、
秋山さんの「一日一日を大事にする」という考え方が、すごく印象的です。
日本って、目標を声高に掲げるよりも、今日を丁寧に積み重ねる文化があったから、
老舗企業が多いんじゃないかと思うんです。
秋山社長
なるほど。
濱口
そういう働き方を、社員さんと一緒にプロセスとして作っていく。
それ自体が、見本になる企業なんじゃないかなと思っています。
10.組織化・逆算経営への転換
秋山社長
会社が130人規模になってきて、勢いだけでは回らなくなってきました。
役割を明確にして、 「ここまでできたら、こうなる」という逆算で考えていきたい。
評価制度も、その一つですね。
11.物心両面の幸福と、忘れられない出来事
秋山社長
物心両面の幸福、よく言いますよね。お金だけじゃなく、心が満たされることも大事で、そのためには成長が必要だと思っています。
秋山社長
数年前、社員を事故で亡くしました。
その奥様から「主人はこの会社に来てから、生き生きと働いていました」
と言われたとき、会社が目指すべき姿はこれだと、心から思いました。
濱口
胸にくるお話ですね。
12.これからに向けて
秋山社長
まだまだやることは山ほどあります。
でも、だからこそ楽しみでもありますね。
濱口
本当にそうですね。これからが楽しみです。
秋山社長
間違いないです。伸びしろしかない!